今回は、文字を使った式の「除法(わり算)」のルールについてまとめたいと思います。
文字のわり算は、数字のわり算よりも、簡単なんです!
わり算というと、
めんどくさい・むずかしい、
といったイメージのある方もいるかもしれませんが、
実はそんなことないので、気楽に読んでもらえたらと思います。
というわけで、本記事では、文字を使った除法の計算ルールをサクッとまとめたいと思います。
文字を使った式の「除法」の計算ルールを学びたいあなたはこちらをどうぞ
文字を含んだ式の「除法のルール」はとてもシンプル
[mathjax]
\((わる数)÷(わられる数)= \frac{(わる数)}{(わられる数)} \)
つまり、「わり算は分数の形にできる」ということをいっています。
わられる数は分子に、わる数は分母にします。
たとえば、
\( m ÷ n = ? \)
とあったら、
わり算のルールを使って,
\( m ÷ n = \frac{m}{n} \)
とすることができます。
m や n は文字なので、これ以上計算できませんので、ここで計算は終わりです。
このとき、注意があります
\( m ÷ n = \frac{n}{m} (×不正解)\)
のように、分母と分子を逆にする間違いが多いです。
なんとなくではなく、キチンと覚えておきましょう!
☆わられる数が分子で、わる数が分母になります☆
マイナスの符号がついたらどうするの?
正負の数のように、文字と式でも、マイナスが出てきます。
そこで、マイナスがついたときの除法について考えてみます。
(考え方)
まず、正負の数のわり算と同じで、先に計算結果の符号を決めます。
マイナスが1個なので、わり算の計算結果はマイナスになります。
あとは、除法のルールの分数の形にする、を使えばいいので、
(解答)
\((−m) ÷ n = −\frac{m}{n} \)
となります。
(考え方)
①の例と同じように、先に符号を決めると、
マイナスが1個なので、わり算の計算結果はマイナスになります。
あとは、除法のルールの分数の形にする、を使えばいいので、
(解答)
\( m ÷ (−n) = −\frac{m}{n} \)
となります。
(考え方)
計算結果の符号は、マイナスが2個なので、プラスになります。
あとは、除法のルールの分数の形にする、を使えばいいので、
(解答)
\( (−m) ÷ (−n) = \frac{m}{n} \)
となります。
文字を含んだ式のわり算はとてもシンプルだとわかってもらえたのではないでしょうか。
ただし、文字を含んだ式の計算では、正負の数でやった符号の決め方や計算ルールも一緒に使っていきます。
文字と式の計算が苦手だと感じるなら、正負の数の計算を復習してみるといいかもしれません。
練習問題を用意したので、チャレンジしてみてください↓
【問題】文字を使った式の除法
(通信制限など気になる方は、1番下に解答があります)
今回のまとめ
今回は「文字を使った式の除法」について解説しました。
文字を使った式の除法では、分数の形にできることを学びました。
マイナスがあるときには、正負の数のところでやった「符号の決め方」を思い出してください。
というわけで、本記事では「文字を使った式の除法」の計算ルールについて、問題動画とともに解説しました。
問題解答はこちらです↓
\(【問題】追加予定 \)
★「文字と式」の記事はこちらにまとめてあります↓

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