テストが返ってきたときに、
なんでこんな間違いしたの?
ってことありませんか?
- 英単語のつづりを間違えた
- 数学で符号をかえ忘れた
- 記号で答えるところを、単語で答えてしまった
などなど、
ふだん間違えないような
うっかりしたミスをしてしまうことがありますよね。
- またやっちゃった~
- あんなに気をつけてなのに~
- なんでこんなこと書いてんだろ?
といったことは、だれしも経験あるかと思います。
- なんとかミスしないようにならないかなぁ
- なぜミスをするの?
- ミスを減らす方法ってないの?
と思われる方も多いかと思います。
そこで本記事では、こういう単純なミスをなくすための方法をご紹介します。
【勉強法】ケアレスミスをなくす方法とは?やらないと確実に損をする、サクッと得点を上がる方法とは?
「ケアレスミス」とは?
まずは言葉を説明しておきますね。
上で書いたような、
- 英単語のつづり間違い
- 数学の符号をかえ忘れ
- 記号で答えるところを、単語で答えてしまった
といった間違いは、
このようなうっかりしたミスは、「ケアレスミス」といわれます。
ケア=注意
レス=不足
ミス=まちがい
という意味から、
じゃあ、ケアレスミスを防ぐには、
「もっと注意すればいいんでしょ?」
と思われるかもしれません。
え?どういうこと?
と思われるかもしれません。
以下で説明しますね。
完璧な人間はいない、ということは?
完璧な人間はいない
というのは、うん、そうだよね、と納得してもらえるのではないでしょうか。
では、もし完璧な人間がいたら、テストでミスをしないはずですよね。
これを逆に考えてみましょう。すると、
完璧な人間はいない、ということは
だれでも、テストでミスする
ことがいえます。
大事なテストで、自分はかならずミスをする・・・
こんなこと、誰も思いたくないですよね?
多くの人は、この事実に不安を感じます。
なので見て見ぬふりを(自然と)してしまいます。
放置するわけです。
すると、
①、ケアレスミスはまた起きます。
②、もっと注意していればと思う
の①と②のループになってしまうかもしれません。
このループから抜け出すには、まずは、
が1つのポイントになります。
これを受け入れれたら、以下の内容で対策ができ、ミスを減らすことができます。
もしここで不安が強すぎる方は、無理しなくてもいいかと思います。
他によい勉強法をみつければいいだけです。
本サイトでは、他の勉強法もあるので、そちらが役に立てばいいなと思います。
話を元にもどしますね。
今までの話をまとめると、

「注意すればミスしない」のではなく、
「注意してもミスはする」のように、
考え方をかえるのが大事なんじゃ
なんだ~じゃあミスするのはしょうがないの?
あきらめるしかないじゃん
と思われるかもしれません。
ここで大事なのは、ミスするのが当たり前なので、
ことです。これが対策の糸口になります。
他人のまちがいは、気づきやすい
話は変わりますが、人が書いた答案をみたことがあるでしょうか?
学生さんだと、あまりないかもしれません。
答案でなくてもいいのですが、
例えば、数学の授業で前に出て、黒板に解答を書くことがあるかもしれません。
そのときは、他の人が黒板に書いた解答をみて、
ミスがないかをチェックすることを、ぜひやってみてほしいのです。
なぜかというと、
他の人の解答をチェックしてみると、
ということを実感できるはずだからです。
そんなことないよ~
と思われる方はぜひ試してみてくださいね。
ほんとだ!
と思ってもらえると思いますよ。
ではなぜ、他人のミスは気づきやすいのでしょうか?
なぜ、他人のミスは気づきやすいの?
まずサクッと結論をいうと、
他人の解答をみるときには、
自分はその問題について、
のがその理由です。
以下で詳しく説明しますね。
たとえば、学校の休み時間にぼーっとしていたら、
友達にこれ合ってる?
のように聞かれたとします。
そこで書かれた解答をみてみるわけですが、そのとき自分は、
ですよね。
その問題を解くという、集中した行為ではなく、
その解答をチェックするという、集中していない行為
をしています。
わけなんです。
授業中に他の人が黒板に解答をかきます。
その解答のミスに気づきやすいのも、自分はその問題に集中していないからなんです。
え?逆じゃないの?
集中すればミスもみつけやすいんじゃないの?
集中してないってどういうこと?
と思われるかもしれません。
そこで「集中」と「集中していない」について、説明してみますね。
「集中している」と「集中していない」の違いとは?
「集中していない」という言葉ですが、
一般的には、テレビをみながら計算問題を解いている
のような、「ながら」のときに使う単語かと思います。
この記事での「集中している」「集中していない」の意味は違っています。
問題を解くときには、集中して計算を行いますが、このときには、
この状態のときを「集中している」といっています。
それに対して、
ヒトの解答をチェックする時は、脳の特定の場所というより、
この脳の状態を「集中していない」と表現しています。
特定の場所だけ使う「集中した」の反対の意味として、
脳を全体的に使っている状態を「集中していない」と書いています。
重要なのは、
だということです。
おかしを食べながらの勉強のような、
気が散っている状態について使われる
一般的な「集中していない」とは意味がちがっていることをご注意ください。

脳全体をつかっている状態をさして、
「集中していない」と表現しているんじゃな
以下に対応関係をまとめました。
[1], 一般的な意味の「集中している」 | [2], 一般的な意味の「集中していない」 | |
①、本記事での 「集中している」状態 | ②、本記事での 「集中していない」状態 | 勉強しながら他のことを同時にやる 「ながら」の状態
例:テレビみながら計算問題を解く |
脳が「特定の場所」を集中的に使っている状態 | 脳が「全体的に」使われている状態 |
これをふまえて、「集中していない」状態の大切さをみていきたいと思います。
「ケアレスミスを防ぐ」ための、考え方とは?
いままでの内容から、結論をいうと、
「集中していないという状態」にすれば、ミスを気づきやすい
となります。
では、どうやって集中していない状態にすればいいのでしょうか?
テストで問題を解くことを考えると、
①、問題を解く
②、見なおしをする(ケアレスミスを発見・訂正する)
の2つのステップが必要です。
①で問題を解く時には、集中したほうがいいです。
(受験などの問題を解く時には)
それに対して、
②の見なおしのときには、集中しないほうがいいです(①との違いに気をつけましょう)。
これらをまとめると、

「得点を上げながら、ケアレスミスを防ぐ」には、
「集中する」と「集中しない」を使い分ける必要があるわけじゃ
では、どうやったら「集中する」と「集中しない」を使い分けることができるでしょうか?
「ケアレスミスを防ぐ」ための、具体的な方法とは?
結論から言うと、
になります。
具体的な練習のしかたを説明しますね。
勉強を時間で区切って、スケジュールをたてます。
1コマを25分にします。
25分したら5分休憩します。
2コマ目の25分で集中してやります。
5分休憩します。
3コマ目の25分を集中してやります。
・・・(以下くりかえしです)・・・
タネをあかすと、ポイントは以下です。
25分集中するときには、「集中した脳」を使って、その能力を高めます。
5分休憩するときには、「集中しない脳」にきりかえる訓練をしています。
これを繰り返すことで、「集中 ⇔ 集中しない」の切り替えをスムーズにできるようにしていきます。
25分間集中するときの注意点としては、なにか1つに集中して取り組むことです。
数学なら数学、英語なら英語などです。
ただし、例えば同じ科目の数学の中でも、計算をして図形をする、のような大きく違う内容をやるのはおすすめしません。
そして、5分休憩するときには、それまで集中していた内容を
そのためには、まったく他のことをするのが役立ちます。
体を動かしたり、だれかとしゃべったり、散歩するのもおすすめです。
ここで注意するのは、
ということです。
数学を解いていたら、30分たってしまったから
休憩なしで、つぎの英語をしなきゃ
といった感じで、
として、集中していない状態(脳の全体をつかう状態)がありません。
これだと、集中・集中しないの切り替えの訓練がまったくない状態です。
まとめると、
(脳の使い方の)切り替えを勉強の中に取り入れて、
意識的に切り換えれるようになりましょう!
ということになります。
まとめ
今回は、ケアレスミスを防ぐ方法と対策をまとめました。
ケアレスミスは減らせば、学力は同じでも得点があがりますよね。
学力がなかなか上がらないと悩む方も、
確実に得点をあげることができる方法となっています。
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