今回は、「方程式の解の求め方」を説明したいと思います。
方程式の求め方は、2種類あります。
今回は、その1つめをご紹介します。
その方法は以前紹介した、
方程式で必ず成り立つ、4つのルールを使う方法になります。
方程式でなりたつ4つのルールってなに?なんだっけそれ?ってあなたは、こちらで復習するといいですよ↓
この方法は、もう1つの方法の基礎となっています。
もう1つの方法は「移項(いこう)」を使う方法なのですが、
移項は今回の方法をもとにできたやり方です。
なので、もう1つの方法を理解するためにも、
今回の内容をシッカリ身につけるようにするといいですよ。
方程式の解を求める方法①:4つのルールを使うやり方とは?
まずは、どうなれば方程式の解を求めれたか、
方程式を解いた、という状態は、
(その方程式が、xについての方程式なら)
のような形に表されたときです。
そして、こう表されたら、「方程式の解は○○」ということができます。
ちなみに、yについての方程式なら、
の形になったとき解けたといえて、解は△△となります。
この例を考えてみましょう。
以前の記事では、
解を求める時にx=1やx=3を代入してみて、
カンでxを求めました。
今回は、カンではなく、キチンと狙って答えを求めたいと思います。
え、カンで解を求めたってなんの話?ってあなたは以下の記事をどうぞ↓
今回の目的は、方程式
を解くというものです。
最初に説明したとおり、「方程式を解く」とは、
という形にすればいいことをいいました。
と
を見比べてみて、
どうやったら、上の式から下の式にできるか
を考えるわけです。
上の式では、xがついた項が2つありますよね。
下の式ではxは1つだけです。
と考えるのがポイントです。
2xを消そうと考えたとします。
2xを消すには、2xを引けばいい!
2xを引いちゃえ!
と考えます!
これで、2xが消えますよね。
でも、
ってことでした。
-2xは右側だけしているので、もともとの=が成り立たなくなっています。
と考えます。
そこで思い出してほしいのが、
です。
そのうちの1つに、
というのがあります。
このルールを使うと、
ことがわかります。
とすれば、この「=」はオッケーなわけです!
ちなみに、方程式の「かならず使える4つのルール」ってなんだっけ?って方はこちら↓
次はどうすればいいでしょうか?
等号「=」の左辺と右辺で、それぞれ別々に計算をします。
(左辺)3x+2-2x
をみると、これは文字と式でみた、同類項の計算ができます。
(右辺)2x+5-2x
をみると、これも文字と式でみた、同類項の計算ができます。
「同類項」の計算をしてみましょう。
(xがつく項、つかない項でまとめました)
(同類項の計算をしています)
のようになりました。
ここで注意なのですが、
=の左は左だけで、右は右だけでそれぞれ計算します。
ここでは、=の左右を混ぜません。
(混ぜるやり方(移項)もありますが、それは次回説明しますね)
ちなみに、同類項について学びたいあなたはこちらをどうぞ↓
『【数学 中1】「同類項(どうるいこう)」の計算について学びたいあなたはこちらをどうぞ【入門・基礎問題・文字と式12】』
話がもどしますね。
までいきました。
目的は、
の形です
この2つを比べると、
xのとなりに+2ってのがあるからダメですよね。
と考えます
すると、+2を引いちゃえばいい!
と思いつけば完璧です。
あ!目的の形になった!!!
というわけで、x=3から、この方程式の解は「3」とわかるわけです。
ここまでのやり方をまとめてみましょう。
「方程式を解く」とは、x=○○の形にすること。
じゃまなものを消すために、
=の両方に、
数字を足したり・引いたり・かけたり・割ったりすればいい
ということになります。
じつは、たったこれだけで、すべての1次方程式が解けてしまいます。
もちろん最初は慣れるまで計算練習が必要ですが、
やることはワンパターンです。
しっかり練習して、得点源にしちゃいましょう!
ちなみに、①の方程式の問題だ!と気づくためのやり方はこちらにあります↓
というわけで、今回は、方程式の解を求める方法の1つめ、
方程式で必ず成り立つ4つのルールを使う求め方をご紹介しました。



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