勉強していると、
- なにこの問題!
- わけがわからない!
- どうやったら解けるの?
のような状況になることはあるかと思います。
勉強しないとよくないなぁ〜とはわかっているのに、
やろうと思ってもできない
そんな状況だと、もしかしたら、
- 自分はバカだからできないんだ
- あーもう勉強なんて、やめた・やめた!
となってしまうかもしれません。
これ実は、頭が悪いのが原因でなく、やり方が悪いんです。
やり方さえ変えればうまくいくのに、それを知らないために、
勉強が進まないのは、とてももったいないことです。
勉強が進まなければ、ますます自分が勉強ができないと勘違いしてしまいますよね。
まず変えなければいけないのは、やり方です。
今回は特に、わからない問題に出会ったときのやり方についてまとめました。
本記事を読むことで、わからない問題をどうやって解決していく方法を学ぶことができます。
うまくいけば、自力で解けるようになりますし、
解く楽しみを感じるようになれます。

では説明していきますね
【勉強法】わからない問題があったら、どうすればいいの?解けない問題の対処法【中学 高校 大学 社会人 勉強】
わからない問題と言っても、いろいろな種類がありますよね。
- 問題読んだけど、何すればわからない
- 答えは出たんだけど、解答と合わない
- 解説を読んだけど、一部分がわからない
といったものがあります。
ここでは、わからない問題の中でも、一番上の
- 解き方がさっぱり
という場合の問題の対処法を書きたいと思います。

中学生なら10分、
高校生なら30分くらい考えたけど、わからなかった、
といった問題についての対処法、
というわけじゃ
わからない問題は、教科書のどこの問題か?を調べる

まずやるべきことは、わからない問題が、
教科書のどの単元に関する問題かを考えることじゃ
- 1次関数なら、教科書の1次関数のところ
- 2次関数なら、教科書の2次関数のところ
- 図形なら、教科書の平面図形や図形と方程式のところ
などのように、わからない問題と教科書との対応を考えます。

高2、3など、大学受験の過去問などの場合は、
教科書の代わりに、チャート式のような解法が網羅された参考書を隅々までチェックしてみましょう。
教科書の対応する部分の例題を、くまなくチェックしましょう

対応する教科書の部分がわかったら、
その範囲の教科書を、すべて見直してみるんじゃ
具体的には、教科書の対応する部分に、わからない例題がないかをチェックします。
できれば、例題の下にある練習問題を解いてみて、本当に解けるかを確認しましよう。
これをすることで、教科書の内容を一通り復習できます。
解法網羅系の参考書も同じで、わからない例題がないかをチェックしていきます。
ここでわからないの基準が甘い人がいるかもしれません。
問題の下にすぐ解き方の指針や解答があるため、同時に見てしまい、それでわかると思ってしまうことがあります。
- 問題だけを見て解き方をスラスラ言えるくらいの理解
をできているか確認しましょう。
できるだけ実際に答案を作成して確かめるのがオススメです(頭の中と答案へできるは違うのは模試などで経験済みじゃないでしょうか)。
わからなかった問題を、もう一度、考えてみます

教科書を一通り復習したことで、
前よりも公式や解き方がたくさん頭に入っているはずじゃ
それらをもとに、わからなかった問題をもう一度考えてみるんじゃ
基本的な問題であれば、この段階で解けることが多いかと思います。
応用問題であれば、やり方が変わってきますので、別で説明しますね。
まず基本問題が解けなければ、その原因は、
- 教科書の理解が不足している
と考えて間違いないと思います。

基本問題がわからない場合、
わからない問題の答えを誰かに聞くよりも、
教科書の理解を徹底して行うのが早道じゃ
基本問題を理解していなければ、似た問題が出た時に、
また同じように解けないからです。

教科書の理解を最優先する方が、急がば回れというわけじゃ
教科書の理解を徹底するには、どうすればいいの?

教科書の例題を中心に、熟読するのがポイントじゃ
例題1つずつに、以下のことを実行しましょう。
1、例題の問題部分をしっかり読む
2、例題の解答をしっかり読む
2−1、1行を読むときは、左から1文字ずつ丁寧に読んでいきましょう
自分では読めていると思っても、特に習いたてのうちは、
間違って理解している場合があります。

意識的に、1文字ずつ丁寧に読むことをオススメじゃ
2−2、式から、次の式へ、なぜそうなるかを理解しましょう
次は、なんとなく読むのでなく、
- なぜ、ある式から次の式が出てくるのか
- なぜ、その説明からこの式が出てくるのか、
- なぜ、その説明から次のような説明につながるのか
といった、文と文、式と式、式と文の関係を理解しましょう

これらの関係がわからない場合には、自分で理解すのはなかなか難しいかもしれん
そういうときは、誰かに聞くのがオススメじゃ
しかし、まだここでは聞かずに、
とりあえずは、わからない部分に印をつけておいて、
先に進んでみるようにしよう
2−3、もう一度最初から、読み直してみましょう
1度、丁寧に読むことで、
- 全部理解できた
- 「理解できた部分」と「理解できなかった部分」がはっきりした
と思います。
全部理解できた場合には、例題の下に練習問題がありますので、
練習を解いてみて、理解できているか確認しましょう。

必ず、解けるかどうかで判断するんじゃよ
自分が理解できたと思うだけではダメ、というのがポイントなんじゃな
次に、理解できなかった部分があった場合です。
この場合は、理解できない部分が、
- その単元で新しく習った内容なのか
- その単元以前で、すでに習った内容なのか
で、対応が変わってきます。

新しく習った内容の部分がわからない場合は、
教科書のその例題の少し前のあたりを見直してみるんじゃ
わからない部分に関係する、公式や考え方などがあるはずです。
それらをしっかりチェックしてみましょう。
その単元以前にすでに習った内容の場合には、それが書いてあるところを探します。
同じ教科書の中に書いてあるかもしれませんし、
以前使っていた教科書の中にあるかもしれません。

ここは自分で判断するのが難しい場合が多いんじゃ
自分でわからなければ、印をつけておいて、あとで誰かに聞くなどするのがオススメじゃな
もちろん、私に聞いてくれてもオッケーじゃよ
ここまでで、例題の問題と解答の全体が頭の中に入ってきていると思います。
ここではじめて、チェックしておいたわからない部分について、誰かに聞くようにします。
教えてもらったら、例題のわからなかった部分が理解できるのは当然ですが、
わからない部分がそれ以前の単元だったら、その部分の関係するところを、あわせて復習しましょう。

以上で、教科書の理解はできてきたんじゃないかのぉ
もし理解できなければ、
理解できない部分に関係する部分の例題を探し、
同じように、くまなく理解していきます。
これをわかるまでくりかえしましょう。

教科書を1つひとつ理解していくのは、退屈かもしれん。
しかし、退屈なことをきちんとできることで、できる問題が増えていく、というわけじゃ
効率いい勉強法は〜
というものは、はっきり言ってないんじゃな
教科書理解という当たり前のことを当たり前にきちんとやる
これが最も大事なんじゃ

教科書がわかるようになってきたら、もう一度
わからなかった問題にチャレンジしてみるんじゃ
長くなったので、わからない問題が応用問題である時の対処法は、別の記事でまとめたいと思います。

というわけで、今日は終わりにするかのぉ
おーい、ザピエルくん、あとはお願い!

あ、先生!告知をさせてください

おーそうじゃった

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勉強しなきゃって思ってるのに、思ったようにできないクマ

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具体的にはザピエルくんに説明してもらうかのぉ
ザピエルくんお願い!

はい先生!
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というわけで、ザピエルくん、あとはお願い!


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