今回は、「正負の数」の「たし算(加法)」について学んでいきます。
具体的には、
の2点になります。
正の数、負の数のたし算の2つのやり方について、例を用いて解説しています。
確認問題もありますので、理解できているかチャレンジしてみてください^^
次に学ぶ正負の数のひき算では、ひき算をたし算に変えて計算します。
なので,まずはたし算をシッカリできるようにすることが大切です。
ちなみに、教科書などでは、
- たし算のことを「加法(かほう)」
- ひき算のことを「減法(げんぽう)」
- たし算とひき算をまとめて「加減(かげん)」
と呼んでいるかもしれませんが、同じことです。
というわけで、本記事では、「正負の数」の「たし算(加法)」を学びたいあなたにチェックしてほしい内容と動画、3つをご紹介します。
「正負の数」の「たし算(加法)」を学びたいあなたにチェックしてほしいポイント、3つはこちらです
まず言葉の説明をします。
「同符号(どうふごう)」とは、符号が同じ、という意味です。
「異符号(いふごう)」とは、符号が違う、という意味です。
+3と+5は同符号、−2と−1も同符号、+2と−5は異符号という感じです。
ここでは2つの数のたし算ひき算を考えてみます。
1つめはこちら 【正負の数のたし算(同符号のとき)】
同じ符号の2つの数のたし算のやり方です。
(正の数)+(正の数)のとき
の例を考えてみましょう。
以上のことから、
(+3)+(+2)
の意味は、( )の中の数と( )の数を足すという意味になります。
このときの計算方法を説明します。
3+2=5
という感じです。
②、計算結果の、符号を決めます。
どちらも+の符号のときは、足した結果の符号もプラス「+」になります。
5 ⇒ +5
以上から、答えは +5 となります。
逆に言うと、符号が書いてない数字があれば、その数字の符号は+だと言うことです。
符号の+は、省略されて、かくれていることがあるわけです。
[mathjax]
【問題1】(正の数)と(正の数)の加法(同符号)
(問題)次の正負の数の足し算をしてください
①、(+7)+(+2)
②、(+1.3)+(+5.8)
③、(+(frac{1}{2} ) )+(+(frac{1}{3}))
(負の数)+(負の数)のとき
の例を考えてみましょう。
このときの計算方法は上と同じですが、きちんと書いてみますね。
3+2=5
という感じです。
②、計算結果の符号を決めます
どちらの数も符号が同じマイナス「-」なので、
足した結果にも、同じ符号のマイナス「−」をつけます。
5 ⇒ −5
以上から、答えは −5 となります。
なお、−5の−は省略して5と書くことはできませんので注意しましょう。
省略できるのは、符号のプラスだけです。
【問題2】(負の数)と(負の数)の加法(同符号)
(問題)次の正負の数の足し算をしてください
①、(-2)+(-7)
②、(-5.1)+(ー3)
③、(-(frac{1}{2} ) )+(-(frac{1}{3}))
2つめはこちら 【正負の数のたし算(異符号のとき)】
次に2数の符号が違うときのたし算のやり方です。
(正の数)+(負の数)のとき
を例に考えてみます。
なので、これはたし算だと判断します。
5と2なので、5が大きいことがわかります。
教科書や参考書などでは、
”2つの数の絶対値の大小を考える”
などと書いてあることがありますが、同じことです。
5 − 2 = 3
となります。
③、計算結果の、符号を決めます。
大きい数の符号は+だったので、
②の計算結果に+の符号をつけます。
3 ⇒ +3
以上から、答えは +3 となります。
もう1つ例をみてみましょう。
(負の数)+(正の数)のとき
5と2なので、5が大きいことがわかります。
5 − 2 = 3
となります。
③、計算結果の、符号を決めます。
大きい数はもともと − の符号だったので、
②の計算結果に − の符号をつけます
3 ⇒ − 3
以上から答えは − 3 となります。
このように、
正負の数のたし算では、
まず符号は考えずに計算して、あとで符号をつける
というやり方をします。
【問題3】正負の数の加法(異符号のとき):
(正の数)+(負の数)、(負の数)+(正の数)のとき
(問題)次の正負の数の足し算をしてください
①、(+7)+(-2)
②、(-7)+(+2)
今回のまとめ
をやりました。
なれるまでは計算に時間がかかるかもしれません。
最初は考えながらでいいので、
1つ1つルールを追いながら、ていねいに計算しましょう。
(なんとなく)こうかな?
で解かないようにしましょう!
あとで難しい計算になったときに、できなくなってしまいます。
というわけで、本記事では「正負の数」の「たし算(加法)」を学びたいあなたにチェックしてほしい内容を、動画ともにご紹介しました。
つぎに読むのは、「正負の数の減法」がおススメです↓
『【数学 中1】正負の数5 「ひき算(減法)」を学びたいあなたにチェックしてほしい内容と動画はこちらです【入門・基礎問題】』
問題解答はこちら↓
【問題1】( ①、+9 ②、+7.1 ③、+(frac{5}{6} )
【問題2】( ①、−9 ②、+8.1 ③、-(frac{5}{6} )
【問題3】①、+5 ②、−5
★正の数・負の数の記事はこちらにまとめてあります↓

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